Marianas Way

Photographer`s Island life

カウントダウン

さて、昨日の続きです。

日没後は食事です。

待ってましたー!

お肉はチキン。

じゃがいもホイル焼きとお魚も。

キャプテンning2が自ら捕ってきた魚をさばき、お刺身とケラグェンを。

新鮮で美味しい料理はあっという間に皆の胃袋へ。

デザートもありますよ。

大粒のぶどう、ホームメイドのチョコチップクッキー。

そしてクラッカーに板チョコと焼いたマシュマロをサンドしたアメリカンデザート。

ヘレンちゃん(5才)も大喜び!

この表情です!

韓国・ソウルからのビジター、大学生のヒュンくん(24歳)もこの笑顔!

彼は45日間、サイパンに住む叔母様の家に滞在しているそうです。

ビィッキーとヘレン。美味しいものをいただくとみんな笑顔になりますよね。

腹ごしらえをしたら、あとはカウントダウンを待つだけ。

みんなお酒を飲んで笑い合っているうちに気が付けばカウントダウンはもうすぐ。

今回は広角ズームでガラパンから南方面までを広く狙います。

大きなリゾートホテルから上がる花火を撮影します。

ご覧の様に星がとても綺麗な夜でした。

花火そのものよりも、全体の雰囲気を捉えたかったので、これは大成功!

天候にも恵まれましたね。

バルブ撮影で長秒露光すると星が流れます。

カウントダウンとともに一斉に撃ちあがる花火たち。

よくみるとサイパン島最高峰のタポチョ山山頂からやホテル以外の場所からもたくさんの花火が。

僕らはビーチで新年を祝いました。

きっと街では凄い騒ぎになっているんじゃないかと思いましたよ。

だってあれだけ派手に街中で花火があがってるんだから。

そして無事に撮影を終え、リラックス。

何人かは寝る体勢に。

やしの木にハンモックの人、テントの人、僕はスリーピングバッグ(エクストラロング)

今回はビーチの傾斜面に寝ようと思ったんです。

何故なら星空を見ながら寝たかったから。

この日の夜は月が見えなくて、その代わり星はもの凄い数が見えました。

こんな状況では興奮して寝ようにもなかなか寝付けません。

心地よい風が吹く中、流れ星がじゃんじゃん流れて、すぐそばで波の音。

最高に南の島スタイルの新年を迎えました。

つづく

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サイパン生活7年

島暮らしが今月で7年になります。

そして今年は遂に・・・・・

数年前からの夢であったマニャガハ島での年越しを実現。

それは予期せず訪れました。

要は計画してなかったのに突然、知り合いからお誘いがあったわけです。

事前にお誘いを受けていた皆様とのイベントは全てキャンセルとさせていただき強行しました。

夕方から島に乗り込み、まずは場所取り。

観光客の皆様はもう帰られた後の時間。

メインのビーチにも人は居ません。

でもキャンプでスゲーたくさんの人がいるんじゃないか!

もうすでに場所は無いんじゃないだろうか?

心配しましたが、それほど人も多くなく、比較的いい場所を難なく確保。

あとはテントを設営し、食事の下準備。

ボートキャプテンのNing2が日中に漁に出ているとの話で新鮮なお魚を期待して。

ひと通り、やるべき事を終えて、島を散策に行きます。

寄航中の大型旅客船ASUKAⅡが見えます。

もうすぐ出港するのだろうか。。。煙が出てます。

そして日もだいぶ落ちてきた頃に第2便が到着。

これでメンバー全員揃った。

今回ご一緒させてもらった皆様とはほとんどの方が初対面。

でもそんなの関係な~い。

みんなすぐにお友達。

あっという間に仲良くなっちゃって、共同作業!

多国籍なグループで、アメリカン5名、中国2名、韓国1名、日本2名。

共通言語はもちろん英語。

みんなそれぞれのなまりで話しますが、それがまた楽し。

そんな頃、やはり船は旅立って行きました。

それにしても大きな船だぁ!

さすが客室400、スイミングプールもあるわけだ。

そうして、2010年最後のサンセット。

つづく。

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BRM foto shoot for Sept 2010

4年に渡り、継続して撮影させてもらってる地元の情報誌

「Beach Road Magazine」

2006年1月号からになります。

途中、オフアイランドなどのスケジュールの都合で撮影できない事もありました。

この4年間にはいろいろとありましたね。

現場でモデルさんと編集部スタッフ(女性)の喧嘩が勃発したり、

編集長が3回変わりましたし、僕とは印刷の色で揉めたり。

スタッフもオフィスの場所、雑誌のロゴ、紙面構成もページ数も。

やってる事は変わらないのですが、なんだか色んな事が変わった気がします。

来月号(9月)の表紙撮影場所はラウラウビーチ。

うす曇の時より晴れ間の見える、まずまずのお天気。

たくさんの車が来ていました。

ラウラウと言えばスキューバダイバーさんを撮影です。

タイドは引いててインリーフの青の色はあまり期待出来ない。

空も雲が多めで青が出そうもない。

せめて、光だけでも強く行きたかったので、雲の合間を狙います。

事前にお願いしていたアメリカンダイバーさんとツーリストダイバーさんの競演です。

今回はグットタイミングに登場したアクアコネクションのDAISHIご一行様にご協力してもらいました。

その場でお願いしたにもかかわらず、とても協力的にしていただきました。

本当にありがとうございました。

日本語と英語で指示を出す時って、混ざって変な言葉になってる時があるんですが、大丈夫だったかな???

ときどき自分でも気が付いて、ひとり笑いしちゃうんです。

9月1日(水)には、島内のシェル・ガスステーションに並ぶ予定。

あくまで予定。2,3日遅れる事アリ。

カウンターに置いてなければ、ひと声掛けるともらえます。

編集長とのツーショット。

そういえば、現場に青いBMWのコンバーチブルが停まってた。。。

あそこに、この時期にあの車で来たのかと。

何者なんでしょう???面白過ぎます。

こんな感じの車。4WDなんでしょうか???

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リフレッシュ、満喫、感動

雨季のサイパンですが、一昨日は海に泳ぎに。

この海がまた素敵なところで、短い時間でしたが、思いっきり楽しみました。

連れて行ってくれたのは、海暦30年以上、サイパン在住21年の大先輩。

準備万全で向かうは、僕にとってはお初となるポイント。

ここは僕の大好きな大自然の匂いが、ぷんぷん。

天気は晴れ間も見える、うす曇。

スタート地点

野郎二人でタガンタガンの森をてくてく歩きます。

森林浴

途中、大自然を知り尽くしてる大先輩は、大き目のカニを発見。

素手にて捕獲。さすが!

カニ

撮影後、リリース。可愛いでしょ!?

30分ほど歩くと、周辺の空気が変わってきます。

そうです。海に近づいてきているんですね。

でもまずは絶景ポイントへという事だそうで、期待が膨らみます。

ジャングルは深くなり、その先には岩場が。

洞窟ポイント入り口

サイパン島は結構いろんな所に入り込んで行ったつもりの僕ですが、ここの地形は素晴らしい。

洞窟1

洞窟2

洞窟3

別の時間帯に行けばまた違った表情が見れる事でしょう。

洞窟4

洞窟5

次回は一眼レフ持って行こう~と。

洞窟6

洞窟7

洞窟8

海の向こうに見えるのは、お隣テニアン島。

化石ですねぇ~。

この洞窟は下に下がって行く形状なのですが、その上はどうなっているのか?

気になり行ってみると、これまた絶景~!

そきほどの洞窟を上から見るとグロットのようにも見える。でしょ!?

ダイビングのボートと思われる。 島の反対側に向かっていた。

ここも次回はもっとじっくりと攻めたい。

さてさてメインの泳ぎへ向かいましょうー!

ジャングルを向けて辿り着いたのはなんとも素敵な景観のビーチ。

この名もないビーチ、小さくて可愛いし、岩の感じがいいんです。

もちろん透明度抜群。

さぁ~、いよいよ水中の世界へ。

実は海で泳ぐのは5月にウイングビーチの外洋で流されて以来。。。

今回も外洋へ出るのですが、前回の記憶が頭の中でよぎります。(少しだけね)

リーフを抜けて外洋へはすんなりと。

あれっ!?もう外洋???

流れに注意しながらゆっくりと進みます。

どうやら今日は流れがなさそう。

とは言え油断は禁物。

魚はたくさんいましたよ。

ダイビングポイントのブイ周辺の中層には小さいながらも無数の魚たちが乱舞。

キラ☆キラ☆と綺麗。

ドロップオフの濃い青は神秘的で、吸い込まれそうで、危険な香り。

太陽の光が筋となり水中で縦縞模様を描く中、ゆっくりと海を身体全体で味わうかのように泳ぐ。

これは軽装で身体と水との距離が限りなく近い、スノーケルの醍醐味ではないでしょうか。

ダイビングポイントのブイからはリーフ寄りを楽しみます。

なめる様に珊瑚の森を見渡し、カメラに納めて行く。

地形は複雑に凹凸を繰り返し、見る角度で様々な表情に変わっていきます。

カラフルで発育の良い珊瑚に、熱帯カラーの魚たちが戯れる。

まさに子供の頃に何かで見て憧れたビジュアルそのものが眼前に広がる。

脳がとろけそう。

スノーケルを銜えてなかったら、よだれ出てたかも。

へなちょこ写真です。経験値をあげましょうねぇ~。

ほんと、珊瑚が元気!

お楽しみ中ではありますが、時間という悪魔の到来と共に陸に世界へ戻りました。

そこでマンゴー登場。大先輩が冷凍マンゴーを!

そんなにくい演出に感動。

だって、もうシーズンは終わっているマンゴーをこんな素敵な場面で食べれるとは。

帰りも森林浴を楽しみながらてくてく歩きます。

お腹いっぱい、大満足の大人の遠足となりました。

Yさん、本当にありがとうございました。

またお願いします。

Peace

~~~お知らせ~~~

北マリアナ在住者向けインフォメーションです。

以前にも少しお話しさせていただきました、フォトサークルが動き出しています。

参加ご希望の方はお気軽にメールください。

メールアドレス:ppcspn@gmail.com

メール、電話、FAXでの質疑応答形式。

不定期のメルマガ配信。

南の島でのカメラ活用法、からメンテナンス、イベント情報、フォトコン情報、便利グッツご紹介などを

メールマガジンでお伝えしています。

もちろん全て無料。

肩肘張らず、お気楽に行きたいと思ってます。

参加者が増えると喜びます。

プラスはあってもマイナスなし!

フォトサークルその名も「パピコ」

さぁ~、楽しい写真の時間だ。(パクリだな)

お待ちしてまーーーす。

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In Loving Memory Of

先月、友人を亡くしました。

時に兄貴のように、時に親父のように。

サイパンにおける家族のように慕っていた。

まだ50歳という若さでした。

病気を患っていた事はいつも心配事でした。

僕がこの島に来た時。

空港に降り立ち外に出ると、迎えに来てくれていたのが彼でした。

英語が全く話せない僕に、右も左もわからない僕に、わかりやすい英語でいろいろと説明してくれた。

とても親切に。

この島で最初に知り合った人。

島のことも色々と教わりました。

いつも笑っていました。

それもとても大きな声で。

自炊しない僕は毎朝、職場のすぐ横のマクドナルドでブレックファーストメニューを。

そんな状況を見ていた彼は、ある時から朝食を作ってくれるように。

どのメニューもとても美味しかった。

仕事上では意見の対立から喧嘩した事もあったけど、それも薬の副作用から来てる事も感じてた。

そんな薬を彼は途中から飲まなくなってた。

きっと短くとも楽しい人生を全うしようと決めたんだと思う。

毎週水曜日には彼のファミリーの家でBBQとビリヤード。

サンセットの綺麗な場所で笑顔だらけの時間。

彼はチキンウイングを得意気に作ってた。

それは誰もが笑顔になる美味しさでした。

もうあの笑い声は聞けません。

あのチキンウイングは食べれません。

彼も僕と同じフォトグラファー。

島の観光では彼は一番多くの人を撮影してた。

何万人の旅行者を撮影したんだろう。

あの飛び切りの笑顔と大きな声と陽気なアイランダー気質で。

職場が別れた後も僕らの付き合いは変わらなかった。

そして突然の別れ。

大勢の人が参加したお葬式では元同僚のフォトグラファーが泣きながらも撮影。

写真が大好きだった彼。

そんな彼の意思を継いで欲しいと息子、娘からのオファー。

スタジオごと引き継いで欲しいと。

でもそれは僕には重過ぎると、辞退。

一部撮影機材は僕が引き継ぎました。

それは魂を引き継いだように感じました。

今回、たくさん泣きました。

でも彼はいつも笑ってた人。

泣いていたら怒られちゃうと思い、頑張った。

でもやっぱり悲しい気持ちが、さびしい気持ちが出てきちゃう。

そんな心境でも撮影のお仕事はやって来る。

イベントもあったり、友人からのお誘いもあったり。

それでも今回はとても引きずりました。

正直、先月から今月あたまくらいまで。

自分でも信じられない。

こんな気持ちははじめてだったから。

そう思うとやっぱり家族だったんだなぁ~としみじみしたりして余計にさみしくなったり。

このブログを書いている今も目がうるうるしちゃう。

でもきっと彼はそんな僕を見て、笑ってるはず。

だから、文章に書くことで、けじめをつけよう。

ありがとう、ジョー。

あなたに逢えてよかった。

一緒の時を過ごせて光栄だった。

これからも見守ってて、なんて言わなくても見てくれてると思う。

怠けてたら叱ってね、なんて言わなくてもそうするでしょ。

In Loving Memory Of Joseph

このことをブログに書こうかは迷いました。

でも、見てくれている人の中にも彼の事を知っている元島在住や日本からのお客様が多くいるので書きました。

乱文でごめんなさい。言葉足らずな所もあると思います。でも心に正直に書きました。

理解していただけると嬉しいです。

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